当院副院長の柳澤綾子Drが管理栄養士 岡城美雪さんの出版した「かくれ低血糖との付き合い方」を監修しました!
妻の不調を当院副院長の柳澤先生に相談したら、ちょうど出版された本書をご紹介いただきました。かくれ低血糖に陥ってしまっているかも??と思われたら、本書をご覧になることをおすすめします。
著者紹介【管理栄養士/岡城美雪さん】

高齢者施設、病院勤務を経験した歴10年目の管理栄養士。
指導人数延べ2000名以上
東京メトロ車内コンテンツ「KOSE 美人のヒミツ」管理栄養士として監修
「週間女性」「安心」などの雑誌取材多数。 最近では中学校での講話や教育委員会との共同セミナーも開催。
「これだけ!脱うつごはん」(Gakken)
「かくれ低血糖との付き合い方」(あさ出版)
医師の診断を受けていなくてもかくれ低血糖の人は増えている

本書を読んで、かくれ低血糖が思っていた以上に身近な問題であることを知りました。
これまで血糖値の管理は糖尿病患者だけのものと思っていましたが、実は多くの人に関係があるそうです。特に、日常的な疲れや眠気、イライラなどが低血糖の影響で起こることを知り、自分にも当てはまる部分があると感じました。
食生活の乱れが血糖値の乱高下を招き、不調を引き起こしている可能性があると考えると、日々の食事の見直しが大切だと実感します。本書の「かくれ低血糖のチェックリスト」を試し、自分の体調を振り返る良い機会になりました。
そもそも低血糖とは【集中力低下・眠い・イライラ】

本書では、低血糖のメカニズムが分かりやすく説明されていました。血糖値が下がることでエネルギー不足に陥り、集中力の低下や不安感など様々な症状が現れることを知りました。特に、機能性低血糖症の話は印象的です。
糖尿病患者でなくても、過剰な糖質摂取が低血糖を引き起こし、それが慢性的な不調につながるという事。また、日本でも低血糖と女性の不定愁訴の関係が研究されていることを知り、改めてこの問題が重要であり、本書を通じて日頃の食事や生活習慣の影響を考え直すきっかけになりました。
低血糖はダイエットの天敵

これまで「血糖値が上がると太る」と思っていましたが、実際には低血糖も太りやすさに関係していることを知り、ダイエットに取り組んでいる人にとって、本書の内容はとても参考になると実感しました。
血糖値が急降下するとエネルギーを蓄えようとして脂肪をため込みやすくなること、低血糖の方はそもそも運動する意欲が落ちてしまうことがあるという点に納得しました。
単なる怠けではなく、体の仕組みがそうさせていると理解できたことで、より健康的な方法でダイエットをすることの大切さを確認できます。
AL CLINICでは食事や食習慣のアドバイスを行っています
AL CLINICでは栄養・食習慣指導、運動療法のサービスをご用意しています。ご自宅でトライしてみたが難しかった。低血糖であることが分かったが何をしたらよいかわからない。といった場合は一度ALCLINICまでご相談ください。